戦争社会学研究第9巻 戦争と観光/家族のなかの戦争
「戦後八〇年」「ポスト体験時代」「ポストコロナ」という時代状況のなかで、「戦争」研究の次の可能性を探る。全ての社会成員が戦争体験者だった時代から、親が体験者である世代を経て、今や祖父母が体験者である世代が多くを占める時代となった。そのなかで、戦争と「観光」/「家族」という観点もまた、変容を迫られている。これからの「戦争...
「戦後八〇年」「ポスト体験時代」「ポストコロナ」という時代状況のなかで、「戦争」研究の次の可能性を探る。全ての社会成員が戦争体験者だった時代から、親が体験者である世代を経て、今や祖父母が体験者である世代が多くを占める時代となった。そのなかで、戦争と「観光」/「家族」という観点もまた、変容を迫られている。これからの「戦争...
時は大航海時代―― スペイン北部の町で良家の娘として生まれ、修道院で幼少期を過ごすものの脱走。男性として新大陸に渡航し、商人として、無頼漢として、兵士として、広大な南米大陸各地を渡り歩いた人物、カタリーナ・デ・エラウソ(1592ー1650)。謎に包まれてきた伝説的人物が一人称でみずからの半生を語るテクストを本邦初翻訳。
文学研究って、何するの? 感想文を論文にするためには、どんな思考が必要なのか。作品成立の背景や時代状況を知り、方法や理論を学ぶと、小説を読むことがもっと楽しくなる。夏目漱石や泉鏡花といった文豪たちの小説を読みながら学べる、最初の文学研究入門書。
長濱清蔵氏の音声データ 『長濱清蔵のアイヌ語――十勝地方の物語』は、長濱清蔵氏の語りを、1970(昭和45)年の正月に録音したオープンリールの音声を解読、テキスト化したものを掲載しています。ここでは、そのテキストの基となった語りの音声データを公開します