2022年12月22日にスタートしたひとり出版社です。


近刊書籍

乱歩ラビリンス
池袋から人外境まで
立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター 編

B5判・並製・カバー装・128頁
本体2,400円+税
2025年9月刊行予定
ISBN978-4-911029-21-3 C0091

合理性と神秘性、現実と幻想、知性と夢想など、矛盾した要素が錯綜した江戸川乱歩の魅力を伝える―― 2025年にリニューアルオープンした江戸川乱歩記念大衆文化研究センターの公式図録!


大鋸一正 著

四六判・並製・コデックス装・198頁
本体2,400円+税
2025年9月刊行予定
ISBN978-4-911029-23-7 C0093

これは、何を読まされているのか? 独自の感性で切り取られた奇妙な現代小説。デビュー作『フレア』から30年、『春の完成』から25年、『O介』から11年振りの短篇集。

社会学的質的調査の挑戦
〈出会い〉と〈対話〉の社会調査論
有末賢・小倉康嗣・松尾浩一郎 編

A5判・並製・カバー装・240頁
本体3,200円+税
2025年9月刊行予定
ISBN978-4-911029-22-0  C1036

いままで経験したこともない、他者の経験や語りと出会うために―― 社会学が目指すべき、人と人の実存的な〈出会い〉と〈対話〉という、質的調査の本質を提示する。

新刊

みちのく四季巡礼
3.11からの日々

松本博明 著

四六判・並製・カバー装・320頁
本体2,500円+税
2025年7月刊行
ISBN978-4-911029-20-6 C0095

東日本大震災から12年、紡がれ続けた日々の言葉―― 2011~2022年までの12年間、『岩手日報』の連載エッセイ「交差点」に掲載された文章の中から、みちのくの人々に寄り添った230篇を厳選して掲載。

戦争社会学研究 第9巻
戦争と観光/家族のなかの戦争
戦争社会学研究会 編

A5判・並製・カバー装・216頁
本体3,200円+税
2025年7月刊行
ISBN978-4-911029-19-0 C3030

「戦後八〇年」「ポスト体験時代」「ポストコロナ」という時代状況のなかで、「戦争」研究の次の可能性を探る―― 〈特集1 「戦争と観光」の戦後史〉〈特集2 家族のなかの戦争記憶につながる〉ほか、投稿論文1本に、例会報告、書評を掲載。

[好評既刊]

尼僧少尉カタリーナ・デ・エラウソ
時空を超える冒険者
坂田幸子 編訳

四六判・並製・カバー装・240頁
本体2,600円+税
2025年4月刊行
ISBN978-4-911029-17-6  C0097

カタリーナ・デ・エラウソをわが国ではじめて本格的に紹介。この人物みずからが語ったとされる自伝『尼僧少尉の生涯と事蹟』の翻訳に加え、歴史研究やジェンダー・スタディーズ、演劇論や比較文学など、さまざまな観点からの論考6編を収録、その数奇な生涯と、後世の物語化に迫る。

名古屋、アジアに出会う
文化・歴史・記憶をあるく
宮原曉・やまだあつし・小野純子・岡野[葉]翔太・呉穎濤 編

A5判・並製・カバー装・352頁
本体2,800円+税
2025年3月刊行
ISBN978-4-911029-15-2  C1021

愛知県の名古屋市を中心とした地域で、20世紀初頭から現在まで、100年を超える時間のなかで繰り広げられてきた歴史的・文化的交流を、歴史学、社会学、文化人類学など様々な角度から考察。関東圏・関西圏ではない大都市の事例から、これまで見えていなかった/隠されていた、日本の国際化の諸相を探る。

長濱清蔵のアイヌ語 十勝地方の物語
湘南アイヌ語研究会 編 藤田護・瀧口夕美・中川裕 著

A5判・並製・カバー装・192頁
本体2,500円+税
2025年2月刊行
ISBN978-4-911029-16-9 C0087

家族の手元で大切に保管されてきた貴重な資料から、アイヌ語十勝方言と、口承文芸として伝えられた物語、伝承を再現する。散文説話「キムンカムイの話」、英雄叙事詩「オタストゥンクㇽ兄弟とスット村の兄弟との戦い」、言い伝えである「足が速く一日で十勝国境を往復した者の話」のアイヌ語テキストと和訳を掲載。文法解説、語彙集も付し、十勝のアイヌ語の資料としてアイヌ語の学習者や研究者の利用に供する。

保苅実著作集BOOK2 アンチ・マイノリティ・ヒストリー
保苅実 著

A5判・並製・カバー装・560頁
本体3,400円+税
2024年10月刊行
ISBN978-4-911029-06-0 C1020

「マジョリティ/マイノリティ」という二項概念から、「歴史の語り」を解き放つ── 『現代思想』に掲載された「アンチ・マイノリティ・ヒストリー」ほか、学術誌などに掲載された日本語論文と、海外で発表した英語論文を掲載。『保苅実著作集』全2巻、完結!

保苅実著作集BOOK1 生命あふれる大地
保苅実 著

A5判・並製・カバー装・360頁
本体2,600円+税
2024年4月刊行
ISBN978-4-911029-05-3 C1020

『ラディカル・オーラル・ヒストリー』によって後世の歴史研究に大きな影響を与えることになった歴史学者・保苅実。いまなお後進に多大なインスピレーションを与え続ける著者の未単行本化エッセイ、論文を集成。 BOOK1には、保苅実のエッセンスが詰まった雑誌・新聞連載のエッセイほか、闘病中のメッセージなどを掲載。

ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家
サハリン少数民族ウイルタと「出会う」
北海道立北方民族博物館 監修
高島屋史料館TOKYO 編

A5判・並製・カバー装・200頁
本体2,600円+税
2024年8月刊行
ISBN978-4-911029-12-1  C0039

かつて網走にあった、小さな資料館を未来に伝える――
北海道のオホーツク海に面した網走の地に、「ジャッカ・ドフニ」と呼ばれたサハリン少数民族の資料館が存在した。2024年、髙島屋史料館TOKYOで開催された展覧会を図録で再現、貴重な資料をオールカラーで掲載。

戦争のかけらを集めて 遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践
清水亮・白岩伸也・角田燎 編著

A5判・並製・カバー装・320頁
本体3,200円+税
2024年6月刊行
ISBN978-4-911029-09-1  C0020

やがてくる第二次世界大戦の体験者不在の時代に、私たちは、どうすれば過去とつながることができるのか―― 元兵士から非体験者への世代交代が進む戦友会や、戦争を伝える史資料・メディアに向き合ってきた11人による挑戦の一冊!

「日本語」の文学が生まれた場所
黒川創 著

四六判・上製・カバー装・608頁
本体3,600円+税
2023年12月刊行
ISBN978-4-911029-04-6 C0095

近代の「日本語」による文学の行き交いを、極東アジアの広がりに位置づける。
従来の文学史を更新する決定的論考!


図書出版みぎわについて

一冊の本が、人と人とをつなぎ、社会に広がり、そしてほんの少しだけでも、社会が、世界が良いものになっていく。そんな本を作ることが、図書出版みぎわの目指すものです。

ひとは言葉によって、世界を見つめ、考え、理解する生き物です。だからきっと、言葉によって世界を描く文学がなくなることはないし、言葉によって世界を考える営みが、知識を得ることへの欲求が、なくなることもない。

小説をはじめとした創作と、文学、歴史、哲学、社会学といった人文学の本によって、世界を変えること、世界への認識を変えることを、目指していきます。

本はひとりでは作れない。そして、本を出しただけでは、世界は変えられない。だからこそ、本作りに携わる仲間たち、そして読んでくれる読者たちをつなぐことができるような場所に、この会社を育てていきたいと考えています。